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2011/03/21

未曾有の災害

2DSCN0062.jpg

まずは東北地方太平洋沖地震により被害を受けられました皆様に心からお見舞い申し上げます。
仙台に住む親戚も被災しました。幸運にも全員無事で家屋も問題ないことがわかりました。

私は地震時に東京ビックサイトでセキュリティショーの会場で仕事してました。構造物が上から落ちてきたり
耐震などしていない展示ブースに囲まれてて、生きたここちがしませんでした。
もし揺れが縦揺れだったら無事では済まなかったでしょう。
もちろん帰宅困難者になり、自宅に帰ったのは朝方4時半でした。かなり疲れていましたが、そのまま
買い出しに行って(常識の範囲でw)非常食を入手してきました。

仕事柄、生物化学核の汚染や対処の知識は一般の人より豊富なので余裕ですが、TVであれだけ被災地の様子を
見せられるとPTSDになってしまいそうですね。皆様もお気をつけください。

今、被災地をIAEAが調査しているので、結果をみないと何とも言えませんが、先日、米国の無人機が飛んだ
結果を受けて作られた
原発の待避ゾーニングがニューヨークタイムズに出ていました。
私の知識で判断した場合と前置きしますが、米国の80km待避は決して大げさなものではありません。
米国の基準は国際基準に比べて倍の厳しさがありますが、それを勘案してもこの調査結果からは80kmでも
少なめです。ところで、どの線量でどのくらいの時間居れるかという制限値はマスコミでは言われていませんね。
強い、弱い、この数値はレントゲン1回分と言われてもナンセンスです。
80km地点で約45日です。しかもこの値は18才以下の人が年間で受ける放射線の許容値を1時間で受けるライン
です。急激に放射能を浴びると危険度が増しますので、これがどれだけ危険かわかると思います。
この状況で被災地に幼児がいるのは、もってのほかです。なんで政府は避難を優先させないのでしょうか?
子供手当出さなくて済むようにしたいからですかね?

年齢ごとの年間被曝許容値の計算式(電離放射線での)
D(rems)=5(N-18)    Nは年齢 18歳以下はNを19とする。

原発からの直接被曝は以上のことから分かりますが、水平面でホットゾーンからいくら離れろと言っても
あまり神経質になる必要はありません。しかし上空を通過する場合はHOT ZONEとの間に遮蔽物が
ありませんので慎重に検討したほうが良いです。地上移動の場合は地形が遮蔽物になります。だって地球は
丸いんだもん、30kmも離れれば地平線の下です。

それよりも問題は放射線降下物です。これは内部被曝の原因にもなるし、塵が付着した場合は局所的に被曝を
続けることになります。TVで体を洗えと言ってますが、実は洗い方があります。注意するのは髪の毛です。
ご存知のとおり構造上、汚れが落ちにくいので3回はシャンプーする必要があります。
話は戻りますが、米国が80km待避とした理由は、この放射線降下物を考えた管理ゾーンなんですね。
もっともドイツの情報を見る限り、無意味なほど被害が大きいかも知れませんが・・・。
垂直面で見た場合はHOT ZONEの気圧をみてどれだけ上昇するかの計算もあります。分子が重いので意外と
高くは飛びませんので80kmから100kmが妥当かなぁ~と思いますけど。

予想通り、フォールアウトで土壌が汚染され、ほうれん草や牛乳に影響出てきました。2400人分食べても
CT一回分だから大丈夫という某官房長官の会見がありましたが、これは怒りを覚えました。相当強い放射線
ですよ。汚染された食品もマニュアルどおり吸収性の高い食品ばかりです。牛乳は絶対飲まないようにしたい
ものです。チェルノブイリでは牛乳を多く飲む子供が犠牲になりました。

言いたいことは山ほどありますが、感覚的に皆さんが知り得る情報より100倍は危険なような気がします。
ヨウ化カリウム(安定ヨウ素剤って言ってるもの)の話はマスコミのとおりで問題ありませんが、あれは避難
する時の一時しのぎで長期服用はできませんし、使用できる期間は製造後3~6ヶ月以内です。光に弱いです。
自治体が法律に反して先行配布しましたが、あれは正しいやり方です。50mSvを越えそうになる前、本来は
被曝前に飲むものです。服用はかなり慎重にしないといけない薬品で「これはマズイ」という時に飲むものです。
私も一時、持っていましたが40才越えたので捨てちゃいました。40才の誕生日迎えた人には不要です。
理由は簡単で40才を越えると甲状腺が固まるというかヨウ素を取り込まなくなるためです。



放射線物質フォールアウト状況
http://www.spiegel.de/panorama/0,1518,bild-192707-751072,00.html

原発からの被曝量(ゾーニング)
http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/16/world/asia/japan-nuclear-evaculation-zone.html?scp=1&sq=estimates%20of%20potential%20exposure&st=cse

これは偵察結果ではなく、おそらくFEMA(米危機管理庁)の暫定ゾーニングだと思います。FEMAのページを見ていたら、初動体制として、とりあえず50マイルで囲って調べていくよん。ってなこと書いてました。

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コメント

非公開コメント

お久しぶりです。
怪我などはされてないんですね。何よりです~(^^)
今回の事故での政府会見、とても納得いかないことばかりでした。selftimerさんの説明ですっきり(でも背筋寒くなりました(冷汗)「直ちに健康に被害はない」って、どういう表現だと・・・。頭にきますね。外部被爆のCTスキャンの値とか出されても困りますし。きちんと屋外での活動時間上限とか示して欲しいと思ってます。
三号炉はMOX燃料だそうですね。だとするとこれから飛散する放射性物質はヨウ素131よりももっと危険なものになるわけですよね。そのフォールアウトによる被害は考えたくないですね。なんとか危機を回避して欲しいものです。
学生の時に読んだ「東京に原発を」をはじめとする広瀬隆氏の本に書かれていることが今現実に目の前で起こっている。悪い夢でも見ているようです。

この災害の直前に亡くなったラッキー君は、本当にラッキーな猫だったのかも(笑)

写真は爽やか、世間はどんより。。。
お久しぶりに薔薇の写真でも♪と思ってやってきました。

これだけじゃ~鈍い私に正体はわかりませ~ん><
地震のとき、ビックサイトとは恐ろしい。。。
ご無事で何よりでした(汗)
原発のこと、便利と危険は紙一重、
ああ、幸せに暮らしたいだけなのに中々難しいものです

らちあにさん
ご無沙汰しております。先ほどのニュースでIAEAが非常に深刻といっています。
これは彼らが定めた対処方法でも想定以上であり、かつ対処方法が場当たり的な
日本政府の対応を含めて深刻といっていると思います。一刻も早く封じないと
取り返しがつかないくらい土壌汚染と海洋汚染が進むことになります。
それと併せて疫病の発生が懸念されますね。国立感染症研究所のモニターも
チェックする必要が出て来るでしょう。
もちろん小動物には不利な状況になってきますからラッキー君は幸せな時期で
お星様になったのかと思います。

shinriさん
ご無沙汰しております。ここ一年は忙しい状態だったので、今年こそはと
思っていましたが、この状況では撮影は難しいですね。NY Timesの写真なんかを
見ていると撮りに行きたいなと思いますけど・・・。
放射能汚染で写真を撮る人も少なくなるかもしれませんね。
放射能は厄介です。少なくとも梅雨前には収束して、梅雨で放射性物質を洗い
流すくらいになってくれないと困りますね。ほんと、世の中が普通じゃなくなって
ます。でも、生活の1つ1つの重みを再認識できるチャンスでもあるかも知れません。
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